種村季弘のおすすめランキング

プロフィール

種村 季弘(たねむら・すえひろ):1933-2004年。東京都生まれ。東京大学文学部卒業。ドイツ文学者。該博な知識人として文学、美術、映画から魔術、神秘学にいたるまで多彩なジャンルにわたり執筆活動を展開した。著書に『ビンゲンのヒルデガルトの世界』(芸術選奨文部大臣賞、斎藤緑雨賞受賞)、『書国探検記』、『魔術的リアリズム』など、訳書に『パニッツァ全集』(全3巻)などがある。

「2024年 『種村季弘コレクション 驚異の函』 で使われていた紹介文から引用しています。」

種村季弘のおすすめランキングのアイテム一覧

種村季弘のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『毛皮を着たヴィーナス (河出文庫)』や『雨の日はソファで散歩 (ちくま文庫)』や『ドイツ怪談集 新装版 (河出文庫)』など種村季弘の全403作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

毛皮を着たヴィーナス (河出文庫)

539
3.60

感想・レビュー

SMのMの方の語源、ザッヘル=マゾッホの代表作です。Sの語源の方のマルキ・ド・サドの方は、いわゆる乱交やショタなどハードコアからキワモノまでエロならほぼオ... もっと読む

雨の日はソファで散歩 (ちくま文庫)

339
3.89
種村季弘 2010年7月1日 本で見る

感想・レビュー

タイトルに惹かれて手に取ったのは、著者自選の最後のエッセイ集でした。 装丁はクラフト・エヴィング商會。 確か、吉田篤弘さんのエッセイ『木挽町月光夜咄』... もっと読む

ドイツ怪談集 新装版 (河出文庫)

316
3.27
アンソロジー 2020年3月6日 本で見る

感想・レビュー

身の毛もよだつというより味わい深い話が多い。思ったより読みやすかった。重過ぎる愛の変質が哀しい『廃屋』、孤独とはを考えさせる『金髪のエックベルト』、実録物... もっと読む

錬金術 おおいなる神秘 (知の再発見双書 72)

227
3.48

感想・レビュー

そもそも錬金術って?って疑問がわき、購入。 読んでみたら面白かったです。 もっと読む

迷宮としての世界 マニエリスム美術 (上) (岩波文庫)

210
3.59
グスタフ・ルネ・ホッケ 2010年12月16日 本で見る

感想・レビュー

<学魔 高山宏のバイブル、文庫で登場> 英文学者の「学魔」こと高山宏が大学生時代、大学闘争の最中、分厚い単行本の本書をバラバラに千切ってポケットの中に突っ... もっと読む

吸血鬼幻想 種村季弘コレクション 1 (河出文庫)

195
3.67
種村季弘 1983年1月1日 本で見る

感想・レビュー

2/14 読了。 バレンタインに読む本ではない…とも言い切れないか? もっと読む

ゴシック文学入門 (ちくま文庫 ひ-21-10)

188
3.71
東雅夫 2020年9月12日 本で見る

感想・レビュー

アンソロジーではなくゴシック文学とはという入門書だった。面白かったのは乱歩、小泉八雲、澁澤龍彦。どうにか読めたのは塚本邦雄、富士川義之、高原英理あたり。そ... もっと読む

チリの地震 クライスト短篇集 (河出文庫)

182
4.14

感想・レビュー

どの短篇も、読みながら映画にしたくなった。 エッセイも収録されているが、「マリオネット芝居」に関する対話式論考も秀逸。機械的なものにこそ優美が宿る、とい... もっと読む

迷宮としての世界 マニエリスム美術 (下) (岩波文庫)

173
3.54
グスタフ・ルネ・ホッケ 2011年1月14日 本で見る

感想・レビュー

 下巻では、ルドルフ二世やフロイトなどその時代の象徴であった人物に触れたり、アルチンボルドやレオナルドを深掘りしたり、一角獣やヘルマフロディトゥスがなにを... もっと読む

魔術的リアリズム メランコリーの芸術 (ちくま学芸文庫)

150
3.93
種村季弘 2010年2月1日 本で見る

感想・レビュー

魔術的リアリズム、新即物主義。日本ではそれ自体がマイナーな派閥ではある。しかしそんなマイナーな派閥の中でも筆頭格として名を挙げたベックマン、カーノルト、デ... もっと読む

くるみ割り人形とねずみの王様 (河出文庫)

150
3.65
種村季弘 2010年8月3日 本で見る

感想・レビュー

『PSYCHO-PASS 3』にて梓澤廣一の愛読書だったので読んでみた(しかも劇中で出てくるのも河出文庫のものだった気がする)。読んだ結果、何故にこれを読... もっと読む

種村季弘コレクション 驚異の函 (ちくま学芸文庫 タ-4-4)

145
4.13
種村季弘 2024年2月13日 本で見る

感想・レビュー

大変恥ずかしながら、著者のことを全く存じ上げておりませんでしたが、強く感銘を受け、感服致しました。 これほどの読書体験は中々味わったことがございません。博... もっと読む

日本怪談集 奇妙な場所 (河出文庫)

142
3.38
種村季弘 2019年3月12日 本で見る

感想・レビュー

夏になる前に先取りで怪談集を、ではありません。これには深いわけがありまして・・・。 一流どころの作家たちが書いた名作怪談を種村季弘さんの編集です。... もっと読む

砂男 無気味なもの (河出文庫)

120
3.62
E.T.A.ホフマン 1995年1月1日 本で見る

感想・レビュー

夜なかなか寝ない子を寝かせるために早く寝ないと砂男がやってきて目玉をとっていくぞと脅されたという幼児体験がヨーロッパの人たちに共有されている。それを踏まえ... もっと読む

日本怪談集 取り憑く霊 (河出文庫)

120
3.47
種村季弘 2019年3月12日 本で見る

感想・レビュー

河出文庫の各国怪談シリーズ、ラテンアメリカ、ロシア、アメリカ、中国、イギリス、と読んできて、最後にとっておいた日本は種村季弘編で2分冊。もともとの単行本は... もっと読む

画狂人ホルスト・ヤンセン 北斎へのまなざし (コロナ・ブックス 117)

118
3.91
種村季弘 2005年3月15日 本で見る

感想・レビュー

昔の恩師に教えてもらって以来、作品しか知らなかったヤンセン。 はっきりいって「絵の上手い繊細変態ジジイ」くらいの認識しか持っていませんでした。 こ... もっと読む

血と薔薇の誘う夜に 吸血鬼ホラー傑作選 (角川文庫)

117
3.61
アンソロジー 2005年9月10日 本で見る

感想・レビュー

2/2 読了。 吸血鬼日本文学アンソロジー。最初の3作既読。中井英夫「影の狩人」好きだったのを思い出した。夢枕獏「かわい生贄」と新井素子「週に一度のお食事... もっと読む

詐欺師の楽園 (岩波現代文庫 文芸 66)

107
3.73
種村季弘 2003年1月16日 本で見る

感想・レビュー

ペテン(=虚構)のマトリョーシカ状態。小気味よい傑作で大変におもしろかった。 もっと読む

書国探検記 (ちくま学芸文庫)

107
3.45
種村季弘 2012年12月1日 本で見る

感想・レビュー

本にまつわるエッセイの集成。 書きたいように書いている。 読者の好奇心や知性を信じている感じがする。読んでいて難しいけれど心地よい。 澁澤龍彦や三島由紀... もっと読む
全403アイテム中 1 - 20件を表示

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