種村季弘のおすすめランキング

プロフィール

1933年東京生まれ。独文学者。『ビンゲンのヒルデガルドの世界』で1996年度の芸術選奨、斉藤緑雨賞受賞。第一著作集「種村季弘のラビリントス」。ホッケ、マゾッホの翻訳・紹介者でもある。

「2023年 『ドラキュラ ドラキュラ 吸血鬼小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

種村季弘のおすすめランキングのアイテム一覧

種村季弘のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『アンソロジー おやつ』や『こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)』や『毛皮を着たヴィーナス (河出文庫)』など種村季弘の全352作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

アンソロジー おやつ

840
3.40
阿川佐和子 2014年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おやつの記憶って幸せ感を伴っているものが多い、ような気がする。 このおやつについてのアンソロジーも文章の向こうに嬉しい顔が見えそうなものが多く、読んでい... もっと読む

こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)

558
3.19
阿川佐和子 2017年10月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一杯の珈琲を巡って蘇る記憶、溢れてくる様々な想い。作家たちの青春時代や近況を窺い知ることができる。珈琲を淹れることは心を落ち着かせる儀式。芳醇な豆の香り。... もっと読む

毛皮を着たヴィーナス (河出文庫)

494
3.60

感想・レビュー

SMのMの方の語源、ザッヘル=マゾッホの代表作です。Sの語源の方のマルキ・ド・サドの方は、いわゆる乱交やショタなどハードコアからキワモノまでエロならほぼオ... もっと読む

アンソロジー ビール

372
3.31
東海林さだお 2014年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治生まれの文豪や料理研究家、平成の今をときめく人気小説家まで、41名の手になる、ビールにまつわるエッセイ集。 書き手も様々なら、内容も様々。 うまいビ... もっと読む

雨の日はソファで散歩 (ちくま文庫)

275
3.91
種村季弘 2010年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルに惹かれて手に取ったのは、著者自選の最後のエッセイ集でした。 装丁はクラフト・エヴィング商會。 確か、吉田篤弘さんのエッセイ『木挽町月光夜咄』... もっと読む

ちょこっと、つまみ: おいしい文藝

249
3.11
阿川佐和子 2020年3月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おいしい文藝シリーズで今回は、おつまみ。 読めば読むほど、お酒が欲しくなりますな・・・でも、胃を全摘してから丸六年、それまではビール党でしたが飲まない日... もっと読む

吸血鬼幻想 (河出文庫 126A)

181
3.66

感想・レビュー

2/14 読了。 バレンタインに読む本ではない…とも言い切れないか? もっと読む

はればれ、お寿司(おいしい文藝)

178
3.21
北大路魯山人 2019年3月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

北大路魯山人が通ぶっているのを こき下ろす流れなのがいい。 もっと読む

たんときれいに召し上がれ 美食文学精選

161
4.15
金子國義 2015年1月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「食」にまつわる作品を集めたアンソロジー。タイトルとカバー画、贅沢な大ボリュームが目を惹く。 「絵日記」「新秋名菓──季節のリズム」「中年男のシックな自... もっと読む

チリの地震---クライスト短篇集 (KAWADEルネサンス/河出文庫)

157
4.14

感想・レビュー

どの短篇も、読みながら映画にしたくなった。 エッセイも収録されているが、「マリオネット芝居」に関する対話式論考も秀逸。機械的なものにこそ優美が宿る、とい... もっと読む

温泉天国 (ごきげん文藝)

156
2.83
嵐山光三郎 2017年12月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

32編の温泉エッセイ。温泉が好きなので、読んで見たんだけれど、文豪たちの作品、なんて豪華なんだろう、驚き、喜んで読んだ。時代を感じるなあ(それもいいんだけ... もっと読む

迷宮としての世界(下)――マニエリスム美術 (岩波文庫)

156
3.42

感想・レビュー

美術史のなかでルネサンスとバロックのあいだにある過渡期を指す時代区分の名前だった「マニエリスム」。ホッケはその様式を一回性のものではなく、古代から繰り返し... もっと読む

魔術的リアリズム―メランコリーの芸術 (ちくま学芸文庫)

133
4.04
種村季弘 2010年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

魔術的リアリズム、新即物主義。日本ではそれ自体がマイナーな派閥ではある。しかしそんなマイナーな派閥の中でも筆頭格として名を挙げたベックマン、カーノルト、デ... もっと読む

くるみ割り人形とねずみの王様 (河出文庫―種村季弘コレクション)

130
3.70

感想・レビュー

2023.4.4読了 有名なバレエの原作ということで、キーウバレエ団の動画を視聴しながら読んだ。巻末の解説にもあるように、本当の原作からバレエの脚本までに... もっと読む

画狂人ホルスト・ヤンセン―北斎へのまなざし (コロナ・ブックス)

114
3.91
種村季弘 2005年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昔の恩師に教えてもらって以来、作品しか知らなかったヤンセン。 はっきりいって「絵の上手い繊細変態ジジイ」くらいの認識しか持っていませんでした。 こ... もっと読む

砂男 無気味なもの―種村季弘コレクション (河出文庫)

107
3.66
E.T.A.ホフマン 1995年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夜なかなか寝ない子を寝かせるために早く寝ないと砂男がやってきて目玉をとっていくぞと脅されたという幼児体験がヨーロッパの人たちに共有されている。それを踏まえ... もっと読む

詐欺師の楽園 (岩波現代文庫)

99
3.73
種村季弘 2003年1月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ペテン(=虚構)のマトリョーシカ状態。小気味よい傑作で大変におもしろかった。 もっと読む

悪魔礼拝 (河出文庫)

96
3.30

感想・レビュー

ヨーロッパの歴史のなかで悪魔崇拝の諸事例を紹介しつつ、その精神史的な意味について考察をしているエッセイです。 著者は、澁澤龍彦とともにヨーロッパの幻... もっと読む
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