- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309027852
感想・レビュー・書評
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北大路魯山人が通ぶっているのを
こき下ろす流れなのがいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さまざまな方のお寿司にまつわるエッセイ集。
執筆された年やその方たちが生きてきた時代背景もあるのだろうけれど、前半は「女子どもはひっこんでなさい」とでも言わんばかりの方が多くて、読んでて楽しくなかったです。いっそ読むのを止めてしまおうかと何度も思いました。
後半はその反動か、女流作家が多く日常生活にそっと寄り添うようなちらし寿司やいなりずし、回転寿司のことも書かれていて、ほっとしました。
そうよ、回転寿司もじゅうぶん美味しいです!
前半部分でも、林正蔵さんのエッセイは、まさにご本人が通いなれたお寿司屋さんのカウンターに座ってちびりとやりつつ「いいところ握ってよ」とでも言っているような気負いのない姿がにじみ出る文章で、好感が持てました。 -
鮨のエッセイ33編、読み応えがあった。岡山の祭り寿司や大阪の雀寿司、はたまたちらし寿司(五目ずし)が複数回出て来て食べたい!!となってしまった。食通のエッセイもあれば庶民派のエッセイもあって良かったが、やはり作家先生は付き合いでおすしを召し上がることが多いんだなと思った。
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私はまだ本物のお寿司を食べていない(・・;)と読めば読むほど少し寂しい気持ちになったけれど、くるくる寿司や手作りちらしが登場した辺りから、気持ちが上向きに(^^)そういえば、なかなか自分好みのお寿司に出会えないような気が…あ~なんかお寿司が分からなくなってきた(>_<)
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ちらし寿司たべたい。。。おいなりさんもいいな
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寿司を題材にしたエッセイ集でした。寿司の始まりは発酵させたものだったそうだ。冷凍、冷蔵、運搬技術がなかった中、工夫したものだった。関西が発祥。それに対抗した江戸が握り寿司を発意したそうだ。寿司の味は、結局のところ、一緒に食べる人、その時の気分で決まるのかな?と思いました。