トーマス・マンのおすすめランキング

プロフィール

【著者】トーマス・マン(Thomas Mann)1875年6月6日北ドイツのリューベクに生まれる。1894年ミュンヒェンに移り、1933年まで定住。1929年にはノーベル文学賞を授けられる。1933年国外講演旅行に出たまま帰国せず、スイスのチューリヒに居を構える。1936年亡命を宣言するとともに国籍を剥奪されたマンは38年アメリカに移る。戦後はふたたびヨーロッパ旅行を試みたが、1952年ふたたびチューリヒ近郊に定住、55年8月12日同地の病院で死去する。

「2016年 『トーマス・マン日記 1918-1921』 で使われていた紹介文から引用しています。」

トーマス・マンのおすすめランキングのアイテム一覧

トーマス・マンのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『魔の山 (上巻) (新潮文庫)』や『ヴェニスに死す (岩波文庫)』や『魔の山 (上) (岩波文庫)』などトーマス・マンの全208作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

魔の山 (上巻) (新潮文庫)

1470
3.70
トーマス・マン 1969年2月27日 本で見る

感想・レビュー

いやーきつい。長い。ダラダラ様々な話題に飛んでいくからついていけない。ゴダール映画を見ているようだ。ラストの怒涛のカタカナ会話はもはやドグラ・マグラレベル... もっと読む

ヴェニスに死す (岩波文庫)

1202
3.58
トーマス・マン 2000年5月16日 本で見る

感想・レビュー

トーマス・マンの傑作文学ですね。 訳者は実吉さん。岩波の名訳です。1939年初版なので当時の学生さんが喜びそうな格調高い語句や語彙で構成されていますから、... もっと読む

魔の山 (上) (岩波文庫)

1148
3.71
トーマス・マン 1988年10月17日 本で見る

感想・レビュー

1924年刊。スイス高原のサナトリウムで療養生活を送ることとなった、青年ハンス・カストルプの精神の軌跡。 20世紀三大小説家のひとり、との声もあるト... もっと読む

トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す (新潮文庫)

1057
3.56
トーマス・マン 1967年9月27日 本で見る

感想・レビュー

『ヴェニスに死す』は、映画とずいぶん印象が違う。 2作とも面白かったが、充分理解したとはとても言えないので、少し置いて再読したい。 もっと読む

魔の山 (下巻) (新潮文庫)

932
3.68
トーマス・マン 1969年3月27日 本で見る

感想・レビュー

「100分de名著」のおかげで、遭難しかけながらも読み終わることができた。主人公とともに「魔の山」という閉鎖的で退廃的な空間に足を踏み入れ抜け出せるのかと... もっと読む

トニオ・クレエゲル (岩波文庫)

874
3.67
トーマス・マン 2003年9月17日 本で見る

感想・レビュー

三島由紀夫が29才のときに書いたという短編小説「詩を書く少年」を高校生のときに読み、ここまで自身の文学的青くささを爆発させた小説なんてもう他にはないと思っ... もっと読む

魔の山 (下) (岩波文庫)

709
3.81
トーマス・マン 1988年10月17日 本で見る

感想・レビュー

長期滞在が続くハンス・カストルプは、ショーシャ夫人との出来事のあとも、様々な出会いと別れを重ねていく。 まぁ、本を手に取った時点でわかっている話(7... もっと読む

ブッデンブローク家の人びと (上) (岩波文庫)

558
3.93
トーマス・マン 1969年9月16日 本で見る

感想・レビュー

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01450651 もっと読む

ヴェネツィアに死す (光文社古典新訳文庫)

388
3.34
トーマス・マン 2007年3月13日 本で見る

感想・レビュー

『ヴェニスに死す』の古称で有名。 というよりヴェネツィアを採用しているのはこの訳だけらしい。 『ノルウェイの森』は未読だが、笠井潔御大の『魔の山の殺人... もっと読む

ベニスに死す (集英社文庫)

310
3.39
トーマス・マン 2011年8月19日 本で見る

感想・レビュー

著者、トーマス・マン、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 パウル・トーマス・マン(Paul ... もっと読む

ブッデンブローク家の人びと (下) (岩波文庫)

302
4.02
トーマス・マン 1969年11月17日 本で見る

感想・レビュー

ある家族の没落という深刻なテーマでも軽快な文章で暗い気持ちにならず読めました。心労で倒れた3代目の苦悩を思うと一族をまとめ家名を背負う者の大変さん責任の重... もっと読む

ブッデンブローク家の人びと (中) (岩波文庫)

298
3.94
トーマス・マン 1969年10月16日 本で見る

感想・レビュー

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01450651 もっと読む

トーニオ・クレーガー 他一篇 (河出文庫)

271
3.91
トーマス・マン 2011年1月7日 本で見る

感想・レビュー

とてもよかった。 まずは、表題作『トーニオ・クレーガー』から。 繊細で、感傷的で、扱いにくいこの感情を、何と呼ぼう。 しかしその危うい心を、柔ら... もっと読む

だまされた女/すげかえられた首 (光文社古典新訳文庫)

174
3.20
トーマス・マン 2009年1月8日 本で見る

感想・レビュー

マンは(新井素子が好きだった関係で)昔から興味があった作家ではあるのだが、実はほとんど読んだことがなく、岩波で「トニオ・クレーガー」を読んだのと、これと同... もっと読む

トニオ・クレーガー (光文社古典新訳文庫)

144
3.24
トーマス・マン 2018年8月8日 本で見る

感想・レビュー

詩を愛する内向的な少年が小説家の青年となり、旅先でかつて愛した少年少女の幻を見る…この短い物語の骨子はそのように単純なものだが、その最もドラマティックな箇... もっと読む

詐欺師フェーリクス・クルルの告白 (上) (光文社古典新訳文庫)

137
3.57
トーマス・マン 2011年8月10日 本で見る

感想・レビュー

「武器は美貌、爽やかな弁舌、鮮やかな模倣の才」とかいう裏表紙の解説に惹かれ手に取るも、こっ、これはっ、かなり、むかつく。 「貧しい」とのことだが、違うだ... もっと読む

魔の山(上)(新潮文庫)

129
3.57
トーマス・マン 電子書籍 1969年2月25日 本で見る

感想・レビュー

いわゆる教養小説の代表作に位置し,明治の日本文学にも多大な影響を与えていることから,研究目的で読む分にはやりやすいだろう。 もっと読む

講演集 ドイツとドイツ人 他五篇 講演集 (岩波文庫)

123
3.70
トーマス・マン 1990年5月16日 本で見る

感想・レビュー

『魔の山』や『ブッデン・ブローク家の人びと』などで知られるトマス・マンの講演集。1922年から1952年までの6本が収録されている。この間、ヒトラーが首相... もっと読む

詐欺師フェーリクス・クルルの告白 (下) (光文社古典新訳文庫)

100
3.72
トーマス・マン 2011年10月12日 本で見る

感想・レビュー

そのとらえどころない美を掴もうとする言葉の奔流は僕の琴線に触れた。 詐欺師クルルが自分の世界漫遊見聞を饒舌に語るという、トーマス・マンが生涯書き綴って、... もっと読む

ファウスト博士 (上) (岩波文庫)

93
3.80
トーマス・マン 1974年6月17日 本で見る

感想・レビュー

1947年刊行。悪魔と契約を結んだ天才作曲家、アドリアン・レーヴェルキューンの破滅と没落の悲劇を通じて、ドイツ人の抽象性や観念的陶酔を描いている。これはす... もっと読む
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