- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865060065
感想・レビュー・書評
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昨今の作家のカレーにまつわるエッセイ集。
さすがカレー!!昭和の作家は、何かしらカレーにまつわる文章を書いている!と言いたくなるようなラインナップ。
ある程度以上の年齢の方々は、カレーライスとライスカレーの違いにこだわっていて、面白い。第二次世界大戦以前から終戦後のしばらくはカレーライスはご馳走で、以後庶民の家庭の、こだわりのメニューになっていくのですね。カレーは限りなく日本化した洋食(?)なんですねえ。 -
このアンソロジーは過去に執筆されたものの中から、カレーライスというお題に添うものを集めて一冊にしてあります。
そうだからなのか、同じお題なのにあまり統一感が感じられず、アンソロジーの良さが半減している気がします。本当に豪華なメンバーなのですが、豪華すぎて逆に主題から散逸している感もあります。-
「同じお題なのにあまり統一感が感じられず」
それだけ、カレーへの思い入れが数限りなくあるって言うコトではないでしょうか?
第二弾の「お弁当」...「同じお題なのにあまり統一感が感じられず」
それだけ、カレーへの思い入れが数限りなくあるって言うコトではないでしょうか?
第二弾の「お弁当」も同じかな、、、2013/08/28
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華麗なる饗宴。カレーなる共演。
日本人のソウルフードであるカレー、それについて、誰しも何かしらエッセイが書けるような気がする。装丁までカレーな感じで、ぐー。 -
カレーエッセイアンソロジー。カレーライスかライスカレーか、という話が何回も出てくるのはご愛嬌(ちなみにカレーライスが高級、本格であるのに対してライスカレーは庶民的、家庭的という区別のニュアンスは共通している)。
しかしライスカレーって言わなくなったね。ほぼ死語じゃないか? -
2022.11.6市立図書館
「食の世界」フェアの本棚を見て衝動借り。読む余裕なく返却。
河出書房新社のたべものエッセイアンソロジーシリーズの一冊で、ごていねいに本文の紙がカレー色。 -
このシリーズ安定の池波先生と東海林先生をはじめ、寺山修司、吉本隆明、町田康、五木寛之、向田邦子、続々。とにかく豪華な作家陣、圧巻。
ただ、カレー色は老眼には読みにくいな。こりすぎです -
食べ物のアンソロジーシリーズ好きなので面白かった。