新田次郎のレビュー数ランキング

プロフィール

新田次郎
一九一二年、長野県上諏訪生まれ。無線電信講習所(現在の電気通信大学)を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。五六年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、七四年『武田信玄』等で吉川英治文学賞を受ける。八〇年、死去。その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。

「2022年 『まぼろしの軍師 新田次郎歴史短篇選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新田次郎のレビュー数ランキングのアイテム一覧

新田次郎のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)』や『孤高の人(上) (新潮文庫)』や『孤高の人(下) (新潮文庫)』など新田次郎の全720作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)

2720
4.06
新田次郎 1978年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日露戦争前に日本の陸軍が実施した冬季八甲田山縦走の悲劇を描いたドキュメンタリー的な小説。 日露戦争と太平洋戦争との違いこそあれ、「失敗の本質」と共に日本組... もっと読む

孤高の人(上) (新潮文庫)

2715
4.11
新田次郎 1973年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

評伝なのか、ノンフィクションノベルなのか。 昭和初期に実在した登山家の一生を描いたもの。私には登山の趣味はないが、登山をモチーフにした本を読むのは大好き... もっと読む

孤高の人(下) (新潮文庫)

2158
4.18
新田次郎 1973年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

狂ったように冬山にのめり込んでいた加藤が、紆余曲折のあった結婚を機に、スッカリ人柄が変わったかのような生活を送る。ここの部分は純愛小説とも読める。 また... もっと読む

新装版 劒岳 ―点の記 (文春文庫)

1668
3.77
新田次郎 2006年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

地学に関する本を読んでいて気になって読んだ。 何気なくみている地図、1箇所ずつ測量していた時代があったんだなと、改めて実感した。今みたいにヒートテックがあ... もっと読む

アラスカ物語 (新潮文庫)

808
4.06
新田次郎 1980年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読了後、放心状態。(9月はこの感じ多い) 読み終わった後に涙が。。。 それくらい心打たれる作品でした。 アラスカの地でエスキモーの救世主となった... もっと読む

新装版 武田信玄 風の巻 (文春文庫) (文春文庫 に 1-30)

663
3.74
新田次郎 2005年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

風林火山で有名。天下取り間際まで行くが病死。戦国時代で一番強い兵力があると言われた。でも、それだけでは、天下は取れない・・・ もっと読む

強力伝・孤島 (新潮文庫)

577
3.51
新田次郎 1965年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新田次郎といえば、八甲田山死の彷徨。 この短編集は、1995年直木賞を受賞した「強力伝」 他、初期の6編が収録されています。 「八甲田山」は、明治35年の... もっと読む

栄光の岩壁(上) (新潮文庫)

485
3.91
新田次郎 1976年11月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かったが、山登りの専門用語が多く分からない所も多かった もっと読む

新装版 富士山頂 (文春文庫) (文春文庫 に 1-41)

276
3.60
新田次郎 2012年6月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

富士山ブームに乗って読了。山頂での激しい気象の表現は職人技。臨場感にあふれ情景が目に浮かびます。これを安易に映画にするのは難しいだろうと思います。やっぱり... もっと読む

新装版 武田信玄 山の巻 (文春文庫) (文春文庫 に 1-33)

489
3.79
新田次郎 2005年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あぁ、4巻読み終わってしまった。。 何と言うか、ここまで延々と信玄の凄さを読んでしまうと、「嘘でも良いから西上を達成して!!」と思ってしまうのですが、学... もっと読む

新装版 槍ヶ岳開山 (文春文庫) (文春文庫 に 1-38)

298
3.76
新田次郎 2010年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

槍ヶ岳を初登攀した修行僧・播隆の物語。カテゴリーを山岳小説にしたが、純粋な登山話ではない。槍ヶ岳開山を志したころまでは良かったが、終盤はイマイチ。大名や幕... もっと読む

新装版 芙蓉の人 (文春文庫) (文春文庫 に 1-43)

385
3.84
新田次郎 2014年6月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治時代、富士山頂に通年観測できる気象観測所を作った人とその妻の話。 当時はできないと思われてたこと。想像を絶する大変さとしか言いようがない。 もっと読む

銀嶺の人(上) (新潮文庫)

467
3.93
新田次郎 1979年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

勝ち気の女医と静かな鎌倉彫職人、正反対のように見える女性2人が厳冬期の八ヶ岳で出会う。避難小屋で過ごす数日間、寒くて恐ろしい時間が身に迫るようだった。 天... もっと読む

つぶやき岩の秘密 (新潮文庫 に 2-28)

247
3.64
新田次郎 2012年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

H31.1.5 読了。 ・S47年1月初版。謎解き、探検、冒険、お宝発見ストーリーに興奮させられること必至の作品。子供から大人になる時に一人で乗り越... もっと読む

新装版 武田信玄 林の巻 (文春文庫) (文春文庫 に 1-31)

506
3.77
新田次郎 2005年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新田次郎が描く武田信玄、全4巻のうち第2巻です。長い!(笑 ついに武田晴信が武田信玄になり、桶狭間の戦いや川中島の戦い(第4次)といった大イベントも出て... もっと読む

縦走路 (新潮文庫)

243
3.29
新田次郎 1962年7月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山登り経験などない自分にとっては、登山描写が珍しく迫真的記述に圧倒されて、なかなか面白かった。 山男2人に、類を見ない山女?の女王、そしてそれに絡み付く... もっと読む

新装版 聖職の碑 (講談社文庫)

418
4.16
新田次郎 2011年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1913年に起きた木曽駒ヶ岳大量遭難事故をモデルにした小説。 学校登山での事故です。 前半は主人公である校長の人間関係がメインです。本作は新田次郎の山岳小... もっと読む

八甲田山死の彷徨(新潮文庫)

194
4.25
新田次郎 電子書籍 1978年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

冬山に登りたくなる。(一瞬ね。) 寒かったんだろうなぁ。。。。 もっと読む

芙蓉の人 (文春文庫 に 1-6)

235
3.73
新田次郎 1975年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現代と違い登山装備もままならない明治時代、ましてや女性が富士山へ登山するとは言語道断という風潮の中、厳冬期の富士山頂で夫の観測業務を支えた妻の物語。壮絶で... もっと読む

銀嶺の人 下 (新潮文庫 に 2-18)

385
4.03
新田次郎 1979年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

マッターホルン登頂後、世界を驚かせた2人の女性は全く違った歩みに。医者、そして鎌倉彫の藝術家としての活躍。そして山への取組も大きく変わる。山岳会を退会した... もっと読む
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