- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908059117
感想・レビュー・書評
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目次
塩一トンの読書(須賀敦子)
南の島で読む本(四方田犬彦)
読むこと書くこと(浅田次郎)
馬鹿的思考(穂村弘)
心はさびしき狩人(開高健)
挙動不審になりがちな(角田光代)
あとからゆったりと倒れる本の群もあるのだ(草森紳一)
捜しものはなんですか(椎名誠)
作家の好きな言葉(長嶋有)
私の好きな読みもの(夢野久作)〔ほか〕 -
作家と本。なんかもっと愛に溢れた話が多いのかと思ったけれど、恋人ではなく家族のような、当たり前にそこにある存在という感じなのかな。
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秘め事のように本を読む。古書のページのあいだに残る誰かの痕跡を愉しむ。人生のうち死ぬまでに読書できる時間を数えてみる。崩れた本の山に滑って転ぶ。同じ本を30冊買う。……本が好きな人ってやっぱりちょっと変わっているのかもしれない。本への愛にずっぽりハマる、本好きにはたまらん52編! (アマゾン紹介文)
紹介にもある通り、「本」をテーマにした一冊。
愛憎入り混じったエッセイは、すらすらと読めました。
シリーズがあればぜひ続けて読んでみたい。 -
時間が無くて斜め読みのところもあるけど、すごく面白い。本が好きー!ってストレートなのもあるけど、ちょっとひねくれていたり、自嘲していたり、文章のうまさに唸ったり、共感したり、ちょっと引いたり(笑)どれもいいんだけど、開高健、夢枕獏、寺田寅彦なんかは良かったなあ。ドキドキしてしまったのは久世光彦。池内紀も。また読みたい。
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170715*読了
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図書館の本棚を眺めてたら気づいた。こないだの猫なんて!の本版。「なんて!」はシリーズなのか。こちらもややマニアックなセレクト。ちょっと生真面目すぎる印象。猫なんて!のほうが楽しめる。
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夢野久作「私の好きな読みもの」がよかった!
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いろんな作家さんや詩人、エッセイストの本に関する話が読めて楽しかった!中でも「名作とは受け取り方が何パターンもある、読むときによって感じ方が毎回変わる本」って話がすごく納得した!それと、浅田次郎が毎日4時間読書の時間を確保するって話がすきです。